清く正しく美しく。知念愛。

知念侑李×似顔絵

ジャニーズを否定されるということ。

もう少しで新学期が始まる。好きなことを学べる大学は大好きだし、周りの人もいい人ばかりなので、大学生活は楽しい。しかし、新学期が始まるのが、少しだけ気が重い。

なぜなら…私がジャニーズ好きであることを知っていながら、私の前でジャニーズが嫌いと言う人がいるからだ。好みは人それぞれ。ジャニーズが嫌いなのは仕方ない。好きになれとも言わない。だけど、ジャニーズが大好きな私の前で、嫌いと言う必要があるのか。人としてどうなのだろうか、と考えてしまう。こんなちっぽけなこと、考えてる時間はもったいないな、と思う。しかし、ブログにすることで、少しでも共感してくれる人がいたらいいな…と思って、文章にしてみた。

私はジャニーズが大好きで、大好きなものを否定されると、自分自身が否定されたように感じてしまう、ちっぽけな人間だ。自覚はしてる。だけど、モヤモヤするから、ここで吐かさせてもらおう。軽い気持ちで読んでくれたら、と思います。

小中高と、ずっとジャニヲタであることをおおっ広げにしてきたし、周りの人も呆れながらも認めてくれるいい人ばかりだった。家族も親戚も、友人も。そして、大学に進学することを機に、ジャニヲタであることを周りに隠そうか悩んだ。知っている人が誰1人としていない状況で、ジャニヲタをバラすのは、誰しも躊躇するだろう。ジャニーズが嫌いな人に、ジャニヲタであることを伝え、バカにされたら辛すぎる。こうなることだけは避けようとしていたつもりなのに、まさかのこの最悪なパターンで、私のジャニヲタ大学生活は始まる。

大学に入学して、初めてできた友達だった。サバサバしているが、気を使わなくていいような、私が落ち着いて話せる子だな、という印象だった。入学して一ヶ月くらいして、私はカミングアウトしてみようと思った。その子はジャニーズが好きそうな感じではない。かといって、他に熱中してそうなアイドルや歌手もいなさそう。明るい子だし、認めてくれるだろう、そんな甘い考えだった。私は言った。「実は…ジャニーズ好きなんだよね。引くかもしれないけど」勇気を振り絞って言った。ジャニーズ好きじゃなくてもいい。ジャニーズ好きな私を認めてほしい、そう思ってた。しかしながら、彼女の反応は、ジャニヲタの私にとって、最悪なものとなった。

「えっジャニーズ?www雑誌のジャニーズとかネタじゃね?(カッコつけてることが笑えるという意味合いらしい)www」

頭の中が真っ白になった。言う人を間違えた、と。生きてきた月日の中で最悪な反応だし、今までの私の人生を全否定された気分だった。よりによって、ジャニーズ嫌いな人にカミングアウトしてしまった自分を責めた。

家に帰ってから、こらえていた涙が溢れてきた。なんでこんなに泣いてるのかも分からない。ジャニーズを否定されたくらいで、こんなに傷つくのかと思った。それと同時に、今までジャニヲタな自分を認めてくれていた全ての人の温かみを知った。この一件から、ジャニヲタであることは積極的には公言しないようにしようと思った。しかしながら、小中高とジャニヲタ全開だったために、新しい生活が息苦しい。とはいえ、認めてくれる新しい友達は何人かできた。ありがたい。認めてくれる人が数人いるだけで十分だ。

しかし、気がかりなことが一つある。そのジャニーズ嫌いな子は、友達何人かで集まってご飯を食べているときなどに、私に当てつけのように、ジャニーズの悪口を言うのだ。大きな声で。私は言った。「ジャニーズ嫌いなのはいいけど、人の好きなものを否定するのは、人としてどうかと思うよ?」と。精一杯の反抗だった。だけど、そこで引き下がるほど彼女は弱くない。精一杯反抗をしても、否定し続ける。私は最終的に無視する形になった。無視するというのが、1番手っ取り早い方法だと感じてる。今後もジャニーズを否定され続けるに違いない。こんな気分が良くないことを、これからも言われ続けなければならないと思うと気が重い。辛すぎる。このような経験をしているのは、私だけなのだろうか?私ほど、他のジャニヲタのみなさんは、ジャニヲタであることをカミングアウトしていないのだろうか?もしよかったら教えてほしい。自分がなぜこんなにもカミングアウトしたいのか、考えてみたが、やっぱり自担や担当グループの魅力を知ってほしいという思いが強いのかもしれない。とはいえ、ゴリ押しで魅力を語ったりはしないが…。ただ、認めてほしいだけである。同じジャニヲタの立場の皆様。このような場合に、よい対処法があれば教えていただきたい。